フェイスタイトのメリットデメリット|ハイフとの違いや痛み、おすすめクリニックを紹介

輪郭形成
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フェイスタイト(エンブレイスRF)とは?

フェイスタイトとは、メスを使わずに顔のたるみ改善・引き締めができる最新の高周波(RF)施術です。

インモード社の「エンブレイスRF」という医療機器におけるアタッチメントの一種で、皮膚の外側と内側の両面から専用のカニューレ(細針状の管)を挿入し、高周波エネルギーを照射することで皮下脂肪を溶解しながら皮膚を強力に引き締めます。

切開する従来のフェイスリフト手術と異なり、針穴程度のごく小さな傷跡しか残らずダウンタイムも大幅に短縮できるのが特徴です。

従来のサーマクールやHIFU(高密度焦点式超音波)など「外側から熱を与える施術」では火傷を避けるため出力に限界があり、思うような皮膚収縮効果を得られないケースもありました。

しかしフェイスタイトでは皮膚内部から直接加熱できるため、より高温で真皮深層や脂肪層までしっかり熱を届けられ、高いリフトアップ効果を期待できます。

フェイスタイトの効果・仕組み

フェイスタイトは、高周波による加熱で皮下脂肪を融解(RFAL: RFアシスト脂肪融解)するとともに、真皮層の線維芽細胞を刺激してコラーゲン生成を促進し、即時的なタイトニング効果と長期的な皮膚の再生効果を両立しました。

施術直後から皮膚が収縮し始め、数ヶ月かけて新しいコラーゲンが増生されるため、時間とともにたるみ改善が期待でき、フェイスラインの引き締めや小顔効果が得られます。

また、高周波熱により脂肪細胞が乳化・破壊されるため、顎下の余分な脂肪を減らして二重あご解消にも役立ちます。

皮膚内部と表面の電極間で最大70℃まで加熱できるパワフルな機器でありながら、表皮側は約37℃に保つことで火傷リスクを抑えて安全に施術できるのも、フェイスタイトが人気の理由でしょう。

このようにフェイスタイトは、「切らないフェイスリフト」とも呼ばれるほど高い引き締め効果と安全性を両立した革新的施術です。

フェイスタイトのメリット

フェイスタイトの最大のメリットは、高い皮膚引き締め効果によるリフトアップと輪郭改善です。

従来はメスを入れて余剰皮膚を切除するしか難しかった中等度までのたるみも、フェイスタイトなら切開せずに改善が可能です。

効果の持続性にも優れ、ダウンタイム後から引き締まりを実感でき、さらに数ヶ月かけてコラーゲン増生によって肌のハリ・弾力アップなどの肌質改善効果も期待できます。

個人差はありますが、約6ヶ月後に効果がもっとも実感でき、そこから長期にわたり引き締め効果が持続すると言われており、HIFUの6~12ヶ月や糸リフトの1~2年に比べてフェイスタイトの効果持続期間は1~5年と長いのが特長です。

また、皮下脂肪を加熱・融解することで部分的な脂肪除去効果も得られるため、フェイスラインの余分な脂肪を減らし小顔効果が期待できます。

これはHIFUやサーマクールでは実現できない、フェイスタイト特有のメリットと言えるでしょう。

さらに、加齢によるほうれい線やマリオネットライン(口元のたるみシワ)も、頬のたるみごと引き締めることで浅く目立ちにくくする効果が期待できます。

特にエンブレイスRFの小型ハンドピース「アキュタイト」を用いることで、従来は難しかった目の下やほうれい線際など細かな部位のたるみ改善も可能になりました。

そしてフェイスタイトは、切らない施術であるためダウンタイムや傷跡が小さいのも大きなメリットです。

針孔ほどのごく小さな挿入口しか作らないため、傷跡は数ミリの点が残る程度で、3~6ヶ月かけて徐々に目立たなくなります。

総じてフェイスタイトは「切開には抵抗があるが確実にリフトアップしたい」という方に最適な選択肢と言えるでしょう。

フェイスタイトのデメリット・リスク

フェイスタイトにも留意すべきデメリットやリスクがあります。

施術時に皮下にカニューレを挿入するため、完全非侵襲(ノーダウンタイム)ではない点は理解が必要です。

後述するように腫れや内出血など一定のダウンタイムは避けられません。

また、効果が高い反面、即時に劇的なたるみ除去ができるわけではなく、最大効果の発現まで数ヶ月を要します。

フェイスリフト手術のように余った皮膚を切除するわけではないため、たるみの程度が重度の場合には期待したほどのリフトアップが得られないことも。

このため皮膚のたるみが非常に強い方には、フェイスタイト単独ではなく糸リフト併用や切開リフトの検討が必要になる場合があります。

技術的なリスクとしては、熱エネルギーによる火傷や組織損傷が挙げられます。

ただしフェイスタイトは温度センサーと自動制御によりオーバーヒートを防ぐ設計で、熟練医による適切な操作下では火傷リスクは低く抑えられる施術です。

万が一浅い熱傷が起きた場合も、通常は時間経過で治癒します。

また。、施術中に内出血が生じた場合、皮下に溜まった血液が硬結することがありますが、これも自然に吸収されます。

施術後に皮下組織が硬くこわばる「拘縮」が生じるケースがありますが、これは脂肪吸引などでも起こる正常な経過反応で、数週間~数ヶ月かけて徐々に改善します。

拘縮期間中は触るとやや硬さ・鈍い感覚がありますが、マッサージ等のアフターケアで柔軟性が戻っていきます。

他にもまれなリスクとして感染症や神経・血管損傷が挙げられますが、十分な滅菌対策と解剖知識を持つ医師の手技によってリスクは極めて低く抑えられています。

フェイスタイトは安全性の高い施術ですが、妊娠中の方や心疾患のある方、施術部位に金属糸が入っている方などは施術を受けられないので、カウンセリング時に担当医とリスクや適応を十分相談し、不安な点は解消しておきましょう。

フェイスタイトのダウンタイムと経過

フェイスタイト施術後のダウンタイムは、手術に比べれば軽いものの一定期間発生します。

一般的な経過としては術後すぐから腫れが出始め、翌日にピークを迎えます。

大きな腫れは個人差ありますが約1~2週間程度でだいぶ引いてきて、以降は徐々に落ち着いていきます。

特に翌日~3日ほどはむくみも強く出やすく、内出血が出た場合は青あざが1~2週間残ることも。

腫れ・むくみ・軽度の左右差など細かな違和感が完全に正常に戻るまでには約3ヶ月程度かかることもあるため、大事なイベントがある場合は調整が必要です。

腫れが引いた後も、皮膚の引き締まり効果自体は3~6ヶ月かけて徐々に高まっていくため、鏡で劇的な変化を感じるのは少しタイムラグがあります。

フェイスタイトのダウンタイム中の過ごし方

洗顔やメイクは基本的に翌日から可能ですが(施術部位のメイクは3日後以降推奨)、当日はなるべく安静に過ごし、患部を濡らさないようにします。

入浴や激しい運動、飲酒はしばらく控え、皮膚を密着させて引き締め効果を高めるために施術直後から3~7日間程度は顎下~頬にかけて圧迫バンドで固定を行います。

圧迫中以外でも、可能な限り頭を高くして寝るなど姿勢に注意すると腫れを軽減できます。

また、脂肪吸引を併用した場合は術後しばらくは患部の突っ張り感や硬さ・痺れ(拘縮)が残ることがありますが、1週間後からご自身でのマッサージケアを開始し、徐々に解消させることが可能です。

フェイスタイトの痛み・麻酔について

フェイスタイト施術中は局所麻酔や静脈麻酔を併用するため、基本的に痛みはほとんど感じません。

術後に麻酔が切れた後、表情を動かすと違和感や痛みを感じる場合がありますが、多くは約2週間で改善します。
痛み止めの内服薬を処方されるので、適宜服用すれば日常生活に支障が出るほどの痛みはほぼありません。

顎下や頬の深部組織が一時的に炎症反応で強張ることで口を大きく開けづらい感じが出ることもありますが、これも時間とともに解消します。

強い痛みが続くケースは稀ですが、万一異常な痛み・腫れが長引く場合はすぐクリニックに相談しましょう。

フェイスタイトの持続期間と頻度

フェイスタイトは、効果が長期間持続することが大きな魅力です。

上述の通り、施術後すぐ効果が出始め、半年~1年後にピークを迎えた後も引き締め効果が持続します。

個人差はありますが、その効果維持期間は平均で1~3年、長い場合は4~5年程度に及ぶとされています。

コラーゲン増生による若返り効果がしばらく続くため、HIFUなどより効果が長持ちするのです。

例えば糸リフトは1~2年程度で効果が薄れることが多いのに対し、フェイスタイトは糸の約2~3倍の持続力が期待できます。

効果が完全に消失した後も繰り返し施術は可能ですが、強力な施術だけに頻繁に行う必要はありません。

もちろん加齢は続くため、フェイスタイト施術後も歳月とともに新たなたるみは出てきます。

その際には、2回目以降の施術は初回より軽めの設定で行ったり、糸リフトやHIFUなど他の施術でリフトアップ効果を補強する選択肢もあります。

フェイスタイトの効果が物足りなくなってきたら、担当医に相談してベストなメンテナンスプランを立てると良いでしょう。

フェイスタイトは顎下(二重アゴ)にも効果ある?

フェイスタイトは顎下の脂肪除去・たるみ引き締めにも非常に有効です。

フェイスライン~あご下は年齢とともに脂肪が付きやすくたるみが目立つ部位ですが、フェイスタイトはその両方にアプローチできます。

高周波熱で余分な頬下脂肪を溶解・凝縮しつつ皮膚をタイトニングするため、二重アゴの解消とあご下の引き締め効果が期待できるでしょう。

顎下のたぷつきが気になる方や、横顔をすっきり見せたい方にもフェイスタイトは適した施術と言えます。
特に糸リフトでは対応しにくい顎下の皮下脂肪を除去できる点は大きなメリットです。

なお、顎下の脂肪量が非常に多い場合は脂肪吸引との併用が推奨されます。

フェイスタイト単独でも脂肪をある程度減らせますが、大量の脂肪除去には吸引が確実です。

その際フェイスタイトを組み合わせれば、吸引後の皮膚たるみを予防し、首元までピンと締まった仕上がりになります。

顎下は年齢を問わず悩みが多い部分ですが、切らずに改善したい方はフェイスタイトを検討してみましょう。

フェイスタイトでほうれい線は改善できる?

フェイスタイト自体はほうれい線(鼻唇溝)を直接埋める施術ではありませんが、ほうれい線の原因である頬のたるみを引き上げることで間接的に改善効果が期待できます。

フェイスタイトは頬のもたつきを全体に引き締めるため、口横のたるみが軽減し、結果としてほうれい線が浅くなるケースが多いです。

特に頬の脂肪によるたるみが原因でできていた法令線には有効でしょう。

また、フェイスタイトの姉妹機であるアキュタイト(小型ハンドピース)を使用すれば、ほうれい線のキワなど細部まで高周波を照射でき、従来難しかった口周りの細かなたるみ改善も可能です。

アキュタイトはカニューレ径約0.9mm・長さ6cmと非常に細く短いプローブで、目元・口元専用に開発されています。

フェイスタイト(カニューレ径1.3mm・長さ10cm)ではアプローチしにくい浅い層でも、アキュタイトなら安全に熱を届けられます。

そのため、ほうれい線やマリオネットラインの改善にはフェイスタイト+アキュタイトの併用が有効です。

とはいえ、深いほうれい線自体を完全になくすにはヒアルロン酸注入などの併用が望ましい場合もあります。

フェイスタイトで土台となるたるみを取り除き、残ったシワ溝はフィラーで補うといった組み合わせ施術も検討すると良いでしょう。

切開せずにほうれい線周囲の皮膚を大きく縮められる点はフェイスタイトの強みなので、まずは土台ケアとしてフェイスタイト施術を検討してみてください。

フェイスタイトとエンブレイスRFの違い

「エンブレイスRF」とは、フェイスタイトを含む一連のRF施術ハンドピースを搭載できるインモード社製マシンのシステム名です。

フェイスタイト自体はエンブレイスRFの顔用ハンドピースの名称であり、エンブレイスRF=機器のプラットフォーム、フェイスタイト=その機器で行う施術名、と考えると分かりやすいでしょう。

例えば身体用のボディタイト、極小部位用のアキュタイト、表面施術のモフィウス8など、エンブレイスRFには複数のハンドピースが存在し、施術部位に応じて付け替えて使用します。

従って「フェイスタイトもボディタイトもアキュタイトも同じエンブレイスRFテクノロジー」になります。

クリニックや媒体によってはフェイスタイトのことをエンブレイスRFと総称する場合もありますが、本質的には同じ施術と捉えて問題ありません。

もし施術内容で混乱したら、クリニックに確認すると確実です。

フェイスタイトとHIFU(ハイフ)の違い

フェイスタイトとハイフ(高密度焦点式超音波)の最大の違いは、侵襲度と効果持続・脂肪除去効果の有無です。

作用原理

フェイスタイト:皮下に極細カニューレを入れ、内外電極でRF(高周波)加熱→脂肪融解+真皮収縮。
ハイフ:皮膚表面から超音波を一点集中させて加熱→SMAS/真皮の熱収縮(外側からの照射)。

侵襲度

フェイスタイト:微小切開(針孔)ありの低侵襲外科系。
ハイフ:非侵襲(切開なし)。

脂肪除去の可否

フェイスタイト:脂肪を融解・減量でき、小顔化もしやすい。
ハイフ:基本的に脂肪除去効果はメインではなく、おもに皮膚・SMASの引き締め。

効果の強さ/持続期間

フェイスタイト:効果大、ピークまで数か月→約1~5年持続(個人差)。
ハイフ:効果中、即時~数か月の実感→約6~12か月持続(個人差)。

適応(たるみの程度)

フェイスタイト:中等度のたるみや二重あご、脂肪由来のもたつきに適する。
ハイフ:軽度~中等度のたるみのメンテや初回アプローチに向く。

ダウンタイム

フェイスタイト:腫れ・内出血 1~2週前後、圧迫固定数日、拘縮は数週~数か月で改善。
ハイフ:ほぼなし~軽い赤み・むくみ数日。

痛み・麻酔

フェイスタイト:局所/静脈麻酔下で施術中の痛みは少ない。術後は圧痛・突っ張り感がしばらく残る。
ハイフ:麻酔不要が基本(熱感を感じることも)。

施術回数・頻度

フェイスタイト:1回で大きく変化。再施術は数年スパンで検討。
ハイフ:定期メンテ型(例:半年~年1回程度の更新)。

リスク・注意点

フェイスタイト:熱傷・感染・内出血・一時的な感覚変化・拘縮など(適切管理で低減)。
ハイフ:一過性の赤み・腫れ・軽い神経過敏などがまれに。

費用感(傾向)

フェイスタイト:高め(1回で大きな効果)。
ハイフ:中~比較的低め(複数回前提)。

向いている人

フェイスタイト:効果重視・脂肪も減らして輪郭をシャープにしたい・ダウンタイムを取れる人。
ハイフ:手軽さ重視・ダウンタイムを最小にしたい・まずは軽く引き締めたい人。

フェイスタイトとモフィウス8の違い

エンブレイスRFには、複数のハンドピースが装着可能です。

そのハンドピースにフェイスタイト・ボディタイト・アキュタイト・モフィウス8があるという認識です。

ここでは、フェイスタイトとモフィウス8の違いについて比べていきます。

作用原理/アプローチ層

モフィウス8:多数の針電極でRFを流すマイクロニードルRF。表皮〜真皮(中間層)に熱を届ける。
フェイスタイト:極細カニューレで皮下にRFを流すRFアシスト脂肪融解(RFAL)。主ターゲットは皮下脂肪層〜真皮深層。

おもな効果

モフィウス8:肌質改善(毛穴・小じわ・ニキビ跡・質感の向上)+表在のタイトニング。
フェイスタイト:たるみの土台改善(輪郭の引き締め、二重あご/顎下の脂肪減少を伴うリフト)。

リフト力/ボリュームコントロール

モフィウス8:面での引き締め=中等度。脂肪減量は基本的に狙わない。
フェイスタイト:局所の収縮力が強い。脂肪を融解・減量して輪郭をシャープにしやすい。

適応の目安

モフィウス8:軽度〜中等度のたるみ+凹凸・毛穴・質感が気になる肌。
フェイスタイト:中等度のたるみ、頬〜顎下のもたつき/脂肪が主因の輪郭悩み。

痛み・麻酔

モフィウス8:チクチクした疼痛あり。表面麻酔やブロックで対応。
フェイスタイト:局所/静脈麻酔下で施術中の痛みは少ない。

ダウンタイム

モフィウス8:赤み・軽い腫れ 数日、点状出血や微小なかさぶたが一時的に出ることあり。
フェイスタイト:腫れ・内出血 1〜2週間前後、圧迫固定数日、拘縮は数週〜数か月で改善。

効果の実感/持続

モフィウス8:即時のハリ+数週間~数か月で肌質改善が進行。維持は定期メンテ型。
フェイスタイト:直後の収縮+3〜6か月でピーク、長期持続(年単位)が期待できる。

施術回数・頻度

モフィウス8:複数回コース前提(例:1〜3か月間隔で2〜3回、その後メンテ)。
フェイスタイト:1回で大きく変化。再施術は数年スパンで検討。

費用の傾向

モフィウス8:1回あたりは比較的抑えめだが、複数回想定。
フェイスタイト:1回費用は高め(その分、変化と持続が大きい)。

併用の相乗効果(エンブレイスRF)

同時施術が理想:フェイスタイトで土台(脂肪・たるみ)を締め、モフィウス8で表面(質感・毛穴・小じわ)を整えることで総合的な若返りを目指せる。

フェイスタイト時の麻酔下にモフィウス8を行うと痛み負担を軽減できる。

フェイスタイトとクァンタムの違い

フェイスタイトとクァンタムはどちらも同じ同じく皮下RF施術ですが、以下の点が異なります。

基本構造/技術の違い

クァンタムRF:皮下に針を挿入し、先端から8方向にRF(高周波)を照射する新設計ハンドピース。短時間で均一に組織を加熱・収縮。
フェイスタイト:同じく皮下RF施術だが、2極(内外電極)間でRFを流す構造。一点集中で熱を与える従来方式。

引き締め効果(タイトニング力)

クァンタム:RF照射方向が多く、フェイスタイトよりも高出力かつ立体的に収縮させるため、現行機で最強クラスの引き締め力。
フェイスタイト:十分強力なリフト効果があるが、クァンタムに比べると穏やか。

施術時間/効率

クァンタム:短時間で高温域に達するため、施術スピードが速い。
フェイスタイト:出力を調整しながら行うため、クァンタムよりやや時間を要する。

ダウンタイムの違い

クァンタム:腫れ・むくみが大きめ。圧迫バンド装着2日間、腫れ1週間前後・拘縮や感覚鈍麻1〜3か月、仕上がり安定は約3か月後。
フェイスタイト:腫れ・内出血1〜2週間、拘縮は1〜2か月程度で改善。ダウンタイムはクァンタムより軽い。

仕上がり・完成までの期間

クァンタム:コラーゲンリモデリングに時間を要し、完成まで約3か月。
フェイスタイト:2〜3か月でピークに達するケースが多い。

安全性・症例実績

クァンタム:登場したばかりの最新機種で、国内外ともに症例数がまだ少ない。医師の技術差に注意
フェイスタイト:実績が豊富で症例データ・安全基準が確立。

費用の傾向

クァンタム:高額(フェイスタイトより1.2〜1.5倍程度高い設定が多い)。
フェイスタイト:同系統RF施術の中ではコストバランスが良い。

適している人

クァンタム:最大級の引き締め・輪郭変化を求める人。ダウンタイムを取れる人。
フェイスタイト:効果と回復期間のバランスを重視したい人。

施術選びの目安

「とにかく最強の引き締めを狙いたい」→クァンタムRF。
「費用・ダウンタイムを抑えつつ確実な効果を得たい」→フェイスタイト。

フェイスタイト施術がおすすめのクリニック紹介

最後に、フェイスタイト(エンブレイスRF)施術を提供している代表的なクリニックを紹介します。

それぞれクリニックの特徴やこだわり、料金プラン、キャンペーン情報、アクセスについてまとめます。施術を検討する際のクリニック選びの参考にしてください。

フェイスタイトが安い湘南美容クリニック(SBC)

湘南美容クリニックは全国に100院以上展開する大手美容クリニックで、最新施術の導入にも積極的です。

湘南美容クリニックではフェイスタイト・ボディタイト施術を総称して「エンブレイスRF」と呼び提供しています。

世界的に有名なイタリアのPier Paolo Rovatti医師(エンブレイスRFインターナショナルトレーナー)の指導を湘南の医師陣が受けており、症例数も豊富です。

湘南美容クリニックでは症例モニター制度も充実していて、施術前後の写真提供に協力すれば割引価格で受けられるプランがあります。

公式サイトの料金表によると、例えばフェイスタイト(顔)1部位は通常176,000円、モニター価格140,000円(税込)で提供。

2部位以上の同時施術では割安になり、脂肪吸引と併用する場合もセット価格が設定されています。

湘南美容クリニックは頻繁にお得なキャンペーンや期間限定クーポンを実施していることでも知られます。

常時最新の情報は公式サイトのキャンペーンページやLINE公式アカウントで確認できますので、施術を申し込む前にチェックすると良いでしょう。

フェイスタイトの料金

フェイスタイト(顔):通常176,000円(税込)~
モニター割引適用:140,000円(税込)~
部位数や併用施術によって料金は異なり、モニター価格は基本的に通常価格の約20%オフ程度に設定されています。

湘南美容クリニック主要院のアクセス

住所
東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー24F
アクセス
東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」直結 徒歩1分、JR各線「新宿駅」西口より徒歩約10分(地下道直結)。都営大江戸線「都庁前駅」徒歩5分。

※湘南美容クリニックはこの他にも渋谷、新橋、大阪、福岡など全国主要都市に多数の院があります。フェイスタイト(エンブレイスRF)は取り扱い院が限られる場合もあるため、公式サイトの「対象院一覧」で希望エリアの対応状況を確認してください。

フェイスタイト+脂肪吸引が人気のオザキクリニック

オザキクリニックは、美容医療歴30年以上の実績を持つ老舗クリニックです。

最新のたるみ施術としてフェイスタイトを導入し、独自のこだわりで提供しています。

オザキクリニックでは「フェイスタイト+顔の脂肪吸引」をセットで行う施術プランを提案ししており、同時に行うことでダウンタイムを軽減し、効果を最大化する狙いがあります。

実際、高周波熱で脂肪を液状化することで吸引カニューレの通りが良くなり、手術時間短縮や組織ダメージ軽減につながるため腫れ・内出血などのダウンタイムも軽減できるそうです。

さらに脂肪の取り残しを防ぎ、皮膚のたるみも引き締めながら行えるので、凹凸のない滑らかなフェイスラインに仕上げられます。

一度の施術で最大限効果を実感できるよう、複合施術にこだわっているのがオザキクリニックの特徴です。

フェイスタイトの料金

フェイスタイト単独施術1回:176,000円(税込)
モニター価格:158,400円(税込)
フェイスタイト+頬・アゴ下脂肪吸引:506,000円(税込)
モニター価格:297,000円(税込)

別途麻酔代や血液検査代が必要ですが、初診料・再診料は無料。

支払方法も現金のほか医療ローンやクレジットカードに対応しています。

オザキクリニックでは不定期にモニター募集やLINE登録クーポン等のキャンペーンを実施しています。

LINE公式アカウントに登録すると1万円分のクーポンが配信されるキャンペーンが行われていることもあるので、タイミングによってはお得に施術を受けられるでしょう。

主要院のアクセス

オザキクリニックは都内に3院展開していますが、フェイスタイト施術はおもに新宿院(LUXE新宿)と目黒祐天寺院で行っています。

オザキクリニック LUXE新宿院
住所:東京都新宿区歌舞伎町1-1-17 エキニア新宿7F

アクセス: JR「新宿駅」東口から徒歩5分(新宿アルタ方面へ靖国通り沿い)。東京メトロ副都心線「新宿三丁目駅」B5出口より徒歩5分。
靖国通り沿い「新宿ピカデリー」向かいのビル7階。

オザキクリニック 目黒祐天寺院
住所: 東京都目黒区祐天寺2-8-16 K.I.Tビル1F
アクセス: 東急東横線「祐天寺駅」東口より徒歩5分。
祐天寺商店街を直進し駒沢通り手前右折、1階路面店。

部位ごとのフェイスタイトが人気のビスポーククリニック

ビスポーククリニックは東京(渋谷代官山)と福岡に展開する美容外科・形成外科クリニックで、院長の室孝明医師は美容外科学会認定医として先進的施術を取り入れています。

ビスポーククリニックでは手術全般において「傷跡を最小限に、美しく治す」ことにこだわりを持っています。

フェイスタイトは極細カニューレで行うため傷跡がほぼ目立ちませんが、術後の創部ケアやアフターフォローまで丁寧に行ってくれます。

また、エンブレイスRFの効果を最大化するため必要に応じて脂肪吸引や糸リフトとの併用施術も提案しており、患者一人ひとりに最適なオーダーメイド施術(BESPOKE=オーダーメイドの意)を提供する方針です。

例えば頬の脂肪が多い方にはフェイスタイト+脂肪吸引、フェイスラインのたるみが強い方にはフェイスタイト+

糸リフトなど、複合施術で仕上がりをワンランク高める工夫をおこなっています。

さらに、院長自身が海外論文や学会で紹介された最新データにも精通しており「皮膚表面積が42%収縮した」という海外の研究結果などエビデンスに基づいた施術を行っている点も信頼できます。

フェイスタイト料金

ビスポーククリニックのフェイスタイトは施術範囲(頬部(ジョール+メーラー)/フェイスライン/下顎)に応じた定額制です。

1部位:275,000円(税込)
2部位:385,000円(税込)
3部位:495,000円(税込)頬の部分的なたるみ(ジョールファットやメーラーファットのみ):165,000円(税込)

脂肪吸引とフェイスタイトのセット
頬部または下顎部:396,000円(税込)
フェイスライン:484,000円(税込)
複数組み合わせ:最大941,600円(税込)

分割払いや医療ローンも利用可能です。

キャンペーンや割引情報は公式サイトには明記されていませんが、症例モニター募集等は不定期で行われることもあります。

最新の価格・キャンペーン情報は直接クリニックにお問い合わせいただくか、公式HPの新着情報やSNSを確認すると確実です。

主要院のアクセス

ビスポーククリニックは東京院(代官山)と福岡院があります。
ビスポーククリニック東京院
住所:東京都目黒区青葉台1-2-5 レジーナ代官山2F

アクセス: 東急東横線「代官山駅」中央口より徒歩9分、東京メトロ日比谷線「中目黒駅」徒歩12分、JR「渋谷駅」新南口より徒歩15分(渋谷駅から東急バス5分程度)。
代官山駅から八幡通り経由、旧山手通り沿いのビル2階。

ビスポーククリニック福岡院
住所:福岡県福岡市博多区博多駅前2-20-1 大博多ビル5階

アクセス: 福岡市地下鉄空港線「祇園駅」5番出口より徒歩2分、JR「博多駅」博多口より徒歩7分。
博多駅前通り沿い、大博多ビル5階(1階にコンビニ有)。

次世代のたるみ治療フェイスタイトで理想の自分に

以上、フェイスタイトの特徴や効果、おすすめのクリニックまでまとめて解説しました。

20~30代で軽度のたるみが気になる方から、30~50代で本格的なリフトアップを望む方まで、フェイスタイトは幅広い年代に効果的な施術です。

切開手術に抵抗がある方にとって「切らないでここまで変われる」と実感できる施術と言われています。

ダウンタイムや費用など考慮すべき点はありますが、技術進歩により安全性も高まっています。

興味がある方は、ぜひ今回紹介したクリニックでカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。